研究開発

 利用者の立場から真に必要なIT技術を見極め、それを進化させ実用化に結びつけています。

〈ネットワーク技術〉インフラ協調システム向け通信技術

 通信技術の活用により交通事故低減を目指す「インフラ協調システム」はクルマと道路インフラ・他車両・歩行者とが連携することにより、安全運転支援や自律型安全システムでは対応できない事故の防止につなげるシステムです。実現に向け、次世代の路車間・車車間通信や、システムの有効性を検証する際に必須となる統合シミュレーションなどの研究開発に取り組んでいます。

〈ネットワーク技術〉将来のクルマ向けネットワーク

 安全運転支援のみならず、環境、快適などさまざまなニーズに対応するため、車の特徴を生かした車群通信や、インターネットの次世代(ポストIP)など、各通信メディアの発展を踏まえた将来のクルマ向け通信ネットワーク研究を行っています。

〈ソフトウェア技術〉ソフトウェアプラットフォーム

 ソフトウェア基盤技術として、演算資源を活用するマルチコアリソース管理技術や負荷分散技術、将来の高速LAN、セキュリティ技術、ソフトウェア開発のプロセス効率化技術などに取組んでいます。中でもマルチコア処理時間管理技術は車載マルチメディアシステム向けOSで実装評価しています。(名古屋大学/トヨタ自動車共同研究)

〈知能化情報処理技術〉先端HMI

 大学研究機関と連携し、ドライバーと車のコミュニケーション技術を開発しています。車両周辺状況とドライバーの意図を理解しつつ、自然な形でドライバーに情報を提供できるヒューマンインターフェースの実現を目指しています。

〈先端ハードウェア技術〉ソフトウェア無線・コグニティブ無線

2006年ソフトウェア無線研究会技術特別賞受賞

 自動車内で利用される多数の放送受信・無線通信方式をソフトウェア無線により統合化する研究開発を行っています。この技術をベースに、周囲の環境を認識して周波数・通信方式などを自動的に切り替えるコグニティブ無線の実現を目指しています。